SNSより シークレットサービスは、トランプ大統領のために特別に装甲化された大統領専用ゴルフカート「ゴルフ・フォース・ワン」を発表しました。この車両は、ゴルフを趣味とする大統領の安全を確保するために開発されました。 Secret Service debuts 'Golf Force One' armored vehicle to protect Trump while he plays his favorite sport [adcode] LOVING THE NEW GOLF FORCE ONE!!!😎🇺🇸⚡️⚡️⚡️ pic.twitter.com/n5oJbHaPrq— il Donaldo Trumpo (@PapiTrumpo) July 27, 2025 アメリカメディアの報道によると、英国を訪問中のトランプ大統領は7月26日土曜日、スコットランドのターンベリーにある自身のゴルフコース、トランプ・ゴルフコースで息子のエリック氏とゴルフを楽しみました。この際、防弾用に特別に設計された大統領専用ゴルフカート「ゴルフ・フォース・ワン」が初めて使用されました。ホワイトハウスは、「ゴルフ・フォース・ワン」がエアフォースワン(大統領専用機)やビースト(大統領専用車)と並ぶ「大統領専用車両群の一部」であることを公式に認めていますが、その詳細については明らかにしていません。 [adcode] アメリカメディアの情報では、このゴルフカートは装甲付きのポラリスレンジャーXP多目的作業車(UTV)の大統領特別仕様であるとされています。ポラリスレンジャーXPは、サードパーティー製を含む様々な拡張パーツが市場で販売されており、用途に応じて柔軟にカスタマイズすることが可能です。これらの拡張パーツの中には、装甲追加キットも含まれています。車両本体の価格は約2万ドルですが、装甲キットはさらに高額で、19万ドルにも及ぶとされています。ゴルフ・フォース・ワンは、大統領専用車として、これ以上の追加装甲が施されている可能性が高いと見られています。 ちなみに、大統領専用車「ビースト」は、厚さ20センチの装甲板と、高口径弾を防ぐことができる13センチの防弾ガラスを備えた重量10トンの装甲車です。手榴弾、地雷、IED(即席爆発装置)にも耐えることができ、NBC(核・生物・化学)対策や電子戦対策も施されています。ゴルフ・フォース・ワンがビーストほどの防護力を備えているとは考えられませんが、軍用グレードの装甲化が施されていることは確実でしょう。 トランプ大統領は過去に、2024年9月15日にフロリダ州ウェストパームビーチのトランプ・インターナショナル・ゴルフクラブでプレイ中に暗殺未遂に遭遇したことがあります。この時は、シークレットサービスが茂みに隠れていた不審な男を発見したため、未然に防ぐことができました。このような過去の経験も、「ゴルフ・フォース・ワン」のような特別な車両が導入された背景にあると考えられます。 [adcode]