ウクライナはALAKRAN迫撃砲システムを搭載したトヨタ・ランドクルーザーを受け取ります

NTGS

ウクライナはスペインの防衛システム企業のNTGSが設計開発したALAKRAN 120mm迫撃砲システムを搭載したトヨタのSUV”ランドクルーザー”の少量のバッチを受け取る予定で、既にスペインからウクライナに向かっています。

ALAKRAN迫撃砲システム

ALAKRANは、反動吸収機構を必要としない初の自動照準迫撃砲キャリアです。ALAKRANの原則は単純で、迫撃砲の本質、すなわち単純さと可用性を変えることなく、迫撃砲の運用に機動性を与えることであり、車両に搭載することを目的に設計、既存の様々な車両に組み込みできる拡張性を備えています。その車両の一つに同社は世界的に人気があり、信頼性の高い、トヨタのランドクルーザーを選択。既にALAKRANを搭載したランクルモデル100台をサウジアラビアに納入しています。

迫撃砲は移動中は車内に格納され、発射地点に到着すると電気機械式アクチュエーターによって後部から迫撃砲が展開、数秒で自動でセッティングされます。メーカーによれば、展開から照準、異なる2つのターゲットへの砲撃、砲の収納、撤退までに要する時間は1分強、ALAKRANには81mmと120mmの2つの口径モデルがありますが、120mmでも僅か68秒です。細かな内訳は発射準備まで35秒、次のターゲットに照準を定め次弾を撃つまで8秒、そこから撤退までは25秒です。装填は人力です。連続射撃の場合、1分間で最大12発発射できます。最大射程は120mmHE弾で7,180m、ウクライナが開発したレーザー誘導のHEフラグメーション弾で7,500mです。

システムの基本人員構成は3名、120mm口径で車両には最大60発の砲弾が搭載できます。フラットスクリーンを備えたコンピューター制御の照準装置を搭載。最新バージョンでは、独自の GIS(地理情報システム)技術を含む自動照準システムと、ターゲット識別要素、他のALAKRANユニットと戦術共有するためのオープン BMS(戦闘管理システム)が統合されています。

Source

https://www.infodefensa.com/texto-diario/mostrar/4185115/ucrania-adquiere-toyota-land-cruiser-mortero-alakran-120-mm-espanola-ntgs

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