バングラディシュ軍が中国の輸出用軽戦車VT-5の受領を開始

バングラディシュ軍が中国の輸出用軽戦車VT-5の受領を開始
Photo NORINKO

バングラディシュ軍は2019年に中国と締結した契約のもと中国の15式軽戦車の輸出版あるVT-5軽戦車の受け入れを開始しました。 バングラディシュはVT-5の最初の海外顧客です。

44輌のVT-5を注文

ShephardによるとVT-5を製造する中国の国営軍需企業NORINKOの内モンゴルの工場の敷地内に11月、完成されたVT-5軽戦車が駐車する様子がWeb上に登場しました。VT-5は中国人民解放軍が運用している15式軽戦車の輸出版です。双方の戦車の外観上の大きな違いは操縦手のハッチの場所で15式は左側ですが、VT-5は砲塔下の中央にあります。

VT-5は2016年に初めてその存在が明らかになり、2018年に北京での展示会で初めて公に発表されます。そして、その翌年の2019年にはバングラディシュ軍が古くなった中国製62式軽戦車の後継として44輌のVT-5を獲得する契約を結びます。バングラディシュは最初の海外顧客であり、現在のところ唯一の顧客でもあります。

性能

軽戦車とあるように主力戦車と比べて車体重量は33トンで軽量で機動力が高い戦車です。山岳戦に強いのも特徴でベースとなっている15式軽戦車は中国では主にヒマラヤの山岳地帯に配備されている他、コンパクトで軽量と輸送しやすいことから中国の海兵隊版である「陸戦隊」にも配備されています。軽量な分、主砲は105mm砲と主力戦車と比べ威力は劣るものの最大射程5000mのレーザー誘導の対戦車ミサイルが発射可能です。38発の弾薬を装填でき、自動装填装置も完備、これにより装填手が不要で乗員は3名になります。副武装として遠隔操作可能な7.62mm機銃と35mmグレネードランチャーを砲塔に完備(※バングラディシュ軍は7.62mmでは12.7mm機銃を採用)。サーマルイメージャーを備えた高度な射撃統制システムがあります。

前面には複合装甲、爆発反応装甲、更にアクティブ保護システムを備え、迫ってくる対戦車兵器を迎撃します。1000馬力のエンジンを搭載し、整地での最高速度は時速70km/h、オフロードでも40km/hの高速スピードを有します。

関連記事:人民解放軍の海兵隊「陸戦隊」が15式軽戦車を受領

出典
https://www.shephardmedia.com/news/landwarfareintl/bangladesh-receives-vt5-tanks-plus-other-equipment/

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