ロシアの新しい歩兵戦闘車両B-19

ロシアの新しい歩兵戦闘車両B-19
Ministry of Defence of the Russian Federation

ロシア連邦陸軍のBMP-3歩兵戦闘車シリーズの最新バージョンである「B-19」が9月10日より始まったMulino訓練場での大規模演習”JSE Zapad-2021”に登場したことをロシア国防省が発表した。

Epokha無人兵器ステーションを搭載

T-14アルマータ戦車に代表されるように近年開発されるロシア軍の有人車輛の砲塔には人が居ない無人兵器ステーションが採用されるケースが多い。それによって人的被害を抑制しているわけだが、BMP-3の最新版であるB-19にも無人兵器ステーションである 「Epokha(エポカ)」 が採用されている。 Epokha には57mm機関砲、7.62mm機関銃の他にKornet対戦車ミサイル、軽装甲車両を標的とすることを目的とした、Bulatと呼ばれる新しい誘導ミサイルシステムの2種類のミサイル搭載されており、歩兵から戦車まで敵地上戦力を無力化できる兵器を搭載している。これらはヘリやドローンと低空飛行の飛行体も撃墜可能だ。Epokhaには自動検出、敵のオブジェクトを追跡、攻撃準備を行い、オペレーターに2つの武器の選択肢を提案する機能が備わっており。攻撃の意志決定をサポートする。

乗員は3人で、それ以外に最大7人の兵士を乗車させることができる。300馬力のエンジンを搭載し、整地での最高速度は時速約65km。航続距離は550km。戦闘重量-14.9トン。

Source
https://eng.mil.ru/en/news_page/country/more.htm?id=12383851@egNews

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