ロシアが新しい自走対空砲ZAK-23Eを発表!実際は既存兵器を組み合わせただけ

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ロシアは現在、モスクワで開催されている国際軍事技術フォーラム「Army-2023」で新しい自走対空砲「ZAK-23E」を発表しました。

JSC TulamashzavodとJSC Elins研究開発センターは共同で静止及び移動する部隊を空中の脅威から守るために8輪式の短距離防空システム(SHORAD)「ZAK-23E」を開発しました。新しく開発さてた車両ではありますが、実際は既存兵器を組み合わされただけです。

BTR-82

車体にはBTR-82A装甲兵員輸送車のシャーシを使用。BTR‐82は1980年代のソ連で開発されたBTR‐80の改良型で2009年からロシア軍で使用されている、水上も移動可能な装甲兵員輸送車(APC)です。前身と比べ対地雷性能が向上、新型暗視装置やロシア版GPSであるGLONASS端末を搭載、エンジンは260馬力から、300馬力に向上、整地で最高速度100km/h、最大航続距離は600kmです 。ロシア軍が運用する装輪式のAPCとしては最新です。BTR-82には本来、30mm機関砲と同軸7.62mm機関銃を搭載した砲塔が搭載されていますが、これを排除。自走対空砲として利用する上で23mm対空機関砲「ZU-23」2門を砲塔に搭載。23mm機関砲は1分間に最大3500発の砲弾を発射でき、射程は最大2500m、高度2000mまでカバーします。防衛用の81mm発煙手榴弾発射装置は引き続き搭載されています

高度な電子レーダーと照準装置が装備されており、ドローン、ヘリコプター、巡航ミサイルなどの飛来する空中目標を検知、自律的に標的を追跡する他の車両に頼らない自己完結型の自走対空砲です。現代において対空砲タイプの自走対空兵器は音速で飛行し、ステルス化した戦闘機を相手に時代遅れ言われて、世界では退役が進んでいました。しかし、ドローン、無人航空機の脅威が顕著になった現代の戦場では対空ミサイルよりも低コストで空中標的を撃墜できる対空砲が見直されています。今回、ロシアが新たに自走対空砲を開発したのもそのためでしょう。

ZSU-23-4(wikipedia)

ZAK-23Eは同じくZU-23を搭載する旧ソ連自走対空砲のZSU-23-2、ZSU-23-4シルカを彷彿とさせます。装輪式と無限軌道式という違いはあるもファミリーといってもいいでしょう。

Source

https://www.armyrecognition.com/defense_news_august_2023_global_security_army_industry/russia_unveils_new_zak-23e_8x8_mobile_air_defense_system_at_army-2023.html

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