レオパルト1もまだ使える!105mm C3105砲塔を搭載したLeopard1A5BEの改良型

レオパルト1もまだ使える!105mm C3105砲塔を搭載したLeopard1A5BEの改良型
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パリで開催されている欧州防衛安全保障展示会「ユーロサトリ2022」でJohn Cockerill(ジョン・コッカリル)社の105mm砲を備えた Cockerill 3105砲塔を搭載する改良型の「Leopard1A5BE」が登場しました。

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Leopard1(Bundeswehr)

レオパルト1は第二次大戦後としては初めてドイツで開発生産された戦車になります。1950年代に開発が始まり、1965年に西ドイツ軍に採用された第二世代の主力戦車です。レオパルト2が誕生した今、レオパルト1は既にドイツ軍からは退役、西側の主要国においてもほとんどの国で退役しており、レオパルト2に移行しています。そんな戦車を今頃バージョンアップしても思いますが、実はギリシャ軍やトルコ軍、ブラジル軍などで未だ1000両以上が現役、更に100両を予備役として保管していてドイツ軍はこの内50両をウクライナに送ること決めており、実はまだまだ需要がある戦車です。

ロシア侵攻が始まり、古くなったレオパルト1のアップグレードに需要があると思ったのかベルギーの重機械メーカーであるJohn Cockerillは自社の防衛部門が開発した105mm砲を備えた Cockerill 3105(C3105)を搭載したレオパルト1の改良型をユーロサトリ2022で発表しました。

Cockerill 3105(C3105)

レオパルト1の105mm主砲は西側の第二世代戦車向けに開発されたイギリス製の「ロイヤル・オードナンス L7」と呼ばれるライフル砲の”51口径 105mm L7A3”です。これを主砲とする戦闘車両は世界中にたくさんあり、C3105もL7と互換性の高い、105mmライフル砲を搭載した砲塔になります。

しかし、機能面については大幅に向上しており、まず最大16発を装填する自動装填装置を搭載しているので、装填手は要らず、3人で運用が可能です。主砲は+42度の高い仰角を備え、建物上部から狙う敵に対応できるなど都市環境に対応します。副武装に同軸7.62mm機関銃、ハッチには7.62mmまたは12.7mm機関銃を搭載。オプションで40mmグレネードランチャーも搭載できます。砲塔には昼夜対応した360度の監視および認識システム、弾道保護はレベル5のNATO基準「STANAG4569」、アクティブ保護システム(APS)、銃声検出器、最大8つの発煙手榴弾を搭載しています。

C3105は同口径の主砲を搭載車両はもちろん、多くの軍事車両に簡単に取り付けできるように生産されており、砲塔を替えるだけ、レオパルト1が近代化できます。既にサウジアラビア軍の車両向けに100基が生産されています。

Source

https://johncockerillda.com/products-services/3000-series/cockerill-3105/

https://johncockerill.com/en/defense-2/weapons-systems/cockerill-3000-series/cockerill-3105/

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