トルコのアルタイ戦車は韓国のパワーパックを搭載することで量産を開始します

トルコのアルタイ戦車は韓国のパワーパックを搭載することで量産を開始します
Photo BMC

トルコは国産の主力戦車アルタイのパワーパックの問題で韓国製エンジンを調達することを決定し、韓国と軍事協力協定に署名しました。

トルコのメブリュト・チャブシュオル外相は22日金曜、自身のTwitterで韓国の康恩浩 (カン・ウンホ) 国防調達計画 (DAPA) 担当大臣とアルタイ主力戦車のエンジン、ギアボックスといったパワーパックの供給に関する軍事協力協定に署名したことを発表しました。

アルタイはようやく量産に

アルタイ戦車は、2007年から始まったトルコ国産主力戦車計画です。トルコは2005年以降から中古のレオパルト2A4戦車300輌以上をドイツから購入しており、当初の開発計画はレオパルト2を開発したドイツとの共同開発でしたが、その後、韓国の現代ロテムから技術協力をうける形で開発することになり、アルタイはレオパルト2A4を参考に韓国のK2ブラックパンサーをベースに開発されます。

エンジンやトランスミッションといったパワーパックは国産を予定していたが、上手く行かず、頼みの綱の韓国もK2戦車でパワーパックに苦戦します。そこで、10式戦車を製造する日本の三菱に助けを求めるも技術流出の観点から断られ、実績のあるドイツから導入することを計画します。しかし、シリア紛争を巡り、ドイツとの関係が悪化し、充てにしていたドイツ製のエンジン、ギアボックスの調達が難しくなります。エルドアン大統領の独裁、NATOの一員でありながらロシアから武器を購入するなど、NATOとの関係が悪化しており、NATO諸国からの協力が得られなくなったトルコが泣きついたのが韓国でした。韓国も国産のK2戦車ではアルタイ同様にエンジン、パワーパックで問題が発生し、紆余曲折を経た後に10年がかりで量産に至った経緯があります。今回の合意により、アルタイを生産するBMCは韓国の斗山インフラコア社とS&Tダイナミクス社の2社からエンジンとギアボックスを調達、まもなく、韓国製のパワーパックでアルタイのテストが行われます。K2は当初ドイツ製のパワーパックを採用しており、2社のパワーパックはこのドイツ製をベースに国産化しているため、ドイツのパワーパックをベースに開発されたアルタイとの親和性は高いとされいますテストが上手くいけば量産が開始。量産はT1とT2の2つのフェーズに分かれ、最初のT1で250輌を生産。最終的には1000輌を生産する予定です。

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Source
https://www.defenceturk.net/altay-tanki-motoru-icin-kore-ile-anlasildi

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