現代ロテムは韓国軍に無人地上車両MUGVを供給する

写真 現代ロテム

韓国の現代ロテム社は、韓国防衛事業庁からMUGV 2台を6カ月以内に韓国陸軍に供給する契約を獲得したと発表した。

現代ロテムは先週、防衛事業庁 (DAPA) との間で、新型戦力の導入を目的とした戦力増強事業を推進し、MUGV二台を半年以内に供給する契約を締結したと発表した。同社はまた、MUGVに関連するサポートも提供する。

MUGVは重量2トンのマルチロールプラットフォームで、ユーザーの要件に応じてさまざまなミッション機器を取り付けることができる。このタイプは、戦闘が激しい環境で戦闘偵察を行い、部隊の火力と生存能力を向上させるために使用することができます。また、弾薬や消耗品の補給、負傷者の運搬、災害時の避難などの支援にも使用できる。

MUGVは、現代ロテムが開発したHR-Sherpa UGV (6×6マルチロールデュアルユース)のプラットホームから派生したモデルで大きさは全長2.7 m、幅1.7 m、高さ0.9 m。重量はベースライン構成で1.6トン、最大積載時で最大2トン。同社はまた、遠隔操作兵器システム (RCWS) も供給し、5.56mm軽機関銃を装備することを計画している。

バッテリー駆動のUGVは、エアレスタイヤ技術を搭載し、その軸上で回転することができる。また、全天候での長距離走行をサポートする水冷式バッテリーと総合熱管理システムを搭載し、時速5 kmで6時間の耐久性を誇っています。最高速度は整地で40km/h、オフロード10km/hを達成した。

韓国陸軍は、さまざまな戦闘プラットフォームに先端技術を融合する「アーミータイガー(Army TIGER)4.0」計画を発表するなど、近年無人システムの導入に力を入れている。現代ロテムは韓国軍だけではなく海外への販売も狙っている。

https://www.janes.com/defence-news/news-detail/hyundai-rotem-readies-multipurpose-unmanned-ground-vehicle-for-delivery

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