T-14アルマータ戦車がウクライナの前線から撤退と発表

T-14アルマータ戦車がウクライナの前線から撤退と発表

ロシア国営メディアのタス通信は軍がウクライナの前線からT-14アルマータ戦車の”撤退”を開始したと発表した。T-14は今年4月にウクライナに投入され、戦闘に参加していることが報じられていた。

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ロシアはT-14アルマータ戦車がウクライナで戦闘に参加したと報じています

報道によれば「T-14を投入した目的は、この戦闘車両が実際の戦闘環境でどのように機能するかをテストし、観察することであった」とロシア軍の情報筋は述べており、その目的を達成し、「戦車は前線から撤退を開始した」と付け加えた。この情報筋はT-14がウクライナでの戦闘状況下で数回使用されたと報告している。T-14が今年4月にウクライナに投入された際は125mm滑腔砲による直接照準射撃ではなく、曲射で飛距離を伸ばした間接射撃による砲撃支援が主と報じられていた。これは最新鋭戦車であるT-14アルマータの損害を避けるためと思われる。しかし、報道によれば、T-14数両による直接攻撃も行われたと報じており、そこでT-14の能力を如何なく発揮したとも述べている。しかし、これを示す動画や写真は何も残っていなく、前線での目撃情報も皆無だ。情報筋は現在、戦闘結果に基づいてプラットフォームの改良が行われると付け加えたが、何を調整する必要があるかについては明らかにしていない。

一方、イギリスの情報機関は、ロシアが最新鋭のT-14を前線に送り込んでいることに懐疑的な主張をしている。T-14 アルマータ戦車は確かにウクライナ領内に配備されているかもしれないが、実際の戦闘に参加する可能性は低いと述べている。「ロシアがT-14を配備する場合、それは主にプロパガンダ目的である可能性が高い」と報告書は結論づけている。「生産台数はおそらく数十両程度だが、前線の指揮官たちはおそらく実戦で使用されていないT-14を信頼していないだろう。」と述べている。そもそも、ロシア軍が新しい技術およびそれに付随する機密を敵の手に渡ることを恐れており、前線への投入はそのリスクを伴う。

また、遅延。T-14アルマータ戦車の量産は2022年に
©Rostec

T-14アルマータは戦車大国のロシアが誇る最強戦車で、世界で初めて戦車に無人砲塔を採用するなど唯一の第4世代と言われる最新鋭戦車。2015年の軍事パレードで初登場し、次世代主力戦車として2000両の生産を予定していたが量産化は度々遅延しており、現在は2025年予定。しかし、3年連続で遅延を発表しており、これも不透明だ。現在、20~30両のT-14があるとされているが、これらは全てプロトタイプや試験車両で、ウクライナの戦線に投入できる強度と戦闘装備があるのか懐疑的だ。

Source

https://tass.com/defense/1663335

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